フロントエンドエンジニアで5年間フリーランスしてみて思ったこと【6年目】

ライフスタイル

フロントエンドエンジニアとしてフリーランスになってから今年で6年目になりました。今回は5年間フリーランスのフロントエンドエンジニアとして生きてきた振り返りになります。

以下は1年目のときの話。

フリーランスの仕事と受注数

もともと受託開発系の制作会社にいたこともあり、フリーになってからも受託開発がメインで直クライアントから代理店、制作会社まで幅広いお客さまからご依頼いただいている感じになります。

その反面、スタートアップや自社サービス関連の仕事はほとんど発生していないです。はじめの3年間は技術サポートとして週2~3での常駐はしていました。

仕事の範囲としては、通常のフロントエンド(html/css/Javascript)に加えて、デザイン、Wordpressの導入から構築、phpでの簡単なCMSからメールフォーム、GCPでのサーバ構築まで幅広く行っています。

フリーランスの受注数

受注の経緯は、9割がコネか紹介で1割がインバウンドになります。
5年間で大小合わせて310件※の案件を対応していたので、平均すると年間60件、月5件のペースで案件消化した感じです。
(※請求書ベースです)

フリーランスの売上

一番気になると思う売上の話ですが、受託開発がメインになるのであまり安定しているとは言えないのですが、平均して1,000万前後な感じの年商になります。

一月の売上の最大値は約240万ですが請求が重なった結果の積み上がりになるので、今のように制作がメインだと特別なバリューがなければ年間1,500万くらいが上限じゃないかなという印象です。

フリーランスという選択と不安

転職しよう思ってたときにお客さんに声かけてもらいフリーランスになった訳なんですが、ちょうどフリーランスブームみたいな頃だったのでタイミングは悪くなかったかなと思ってます。

個人的には二人目の子どもが産まれるタイミングで、フリーになることで家庭にもう少しコミットできるかなって気持ちもありました。会社員時代は連日始発帰りとかもあったので。

フリーランスという不安

フリーランス1年目は楽しすぎて不安なんて全くなかったんですが、2年目から不安を感じるようになってきました。

というのも2年目は全体的に仕事が少なかった上に大きい案件を請けて請求まで時間がかかってしまうという状況になったからです。受託案件あるある※ではあるんですが、今思えば当時は結構まいってました。
(※受託案件は一部手付金とかもありますが、基本的に納品完了まで請求発生しないです。)

その経験があったので3年目以降はマネーフローをよりちゃんとチェックするようにはなりましたが、受託案件メインだと不安はつきものです。今でもふと不安になることは多いです。

フリーランス良いよ、稼げるよ、とさまざまな方が言っているとは思いますが、会社員の安心と天秤にかけてみると良いかなって思います。今の時代、会社員も完全に安心ではないですが、漠然とした不安を感じることは少なくともなかったので。
受託でなく、サービス開発などだとまた変わってくるとは思いますが。

フリーランスとしての今後

・5年前、5年後のじぶんはどう思いますか?

5年前に今の自分がフリーランスになっていて子供が二人いるとは想像もつかなかったので、5年後の自分が楽しみです。

https://kuwk.jp/blog/freelance_advent2015/

1年目に書いた記事でこんなこと言ってましたが、5年後はそのまま同じ道を歩いていたというオチ。体重は7キロくらい増えましたし、子どもが3人になってますが、成長という意味ではあまり変わってないなって気持ちで非常に心苦しいです。

フリーランスでいる限り不安はつきまとうものですが、その辺りを払拭できたらなということで今年は色々とインプット・アウトプット量を圧倒的に増やしていこうと活動してます。手始めはこのブログ。

5年後といわず1年後の自分が今より進歩していることを思って結びの文というかたちで。

おしまい。

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